2020年9月21日月曜日からNHK朝ドラ「澪(みお)つくし」がNHKBSプレミアムチャンネルにて再放送されます。テレビドラマが始まると、その最終回はいつ放送され、どんな話になるか気になるのが人情というものでしょう。
というわけで今回の記事では、1985年に初回放送された、NHK連続テレビドラマ小説「澪つくし」の最終回について考えてみます。
「澪つくし」最終回の内容について
下記の文章は小説版の澪つくし (下巻)の「終章 戦前の彼方」P262から引用した文章です。小説を読んでいると「敗戦」や「戦前」というのは太平洋戦争のことを指しているようですね。
敗戦日本の虚脱状態の中で、かをるには、敗戦は愚か両親の死を嘆く暇も、虚脱している暇もなかった。焼け残りの諸味がある。戦前だったら見向きもされない粗悪品だが、非常時の食卓を支え入兆を支えてくれたこの代用モロミは、戦後の食糧難の中でなお貴重な価値を秘めている。
もし小説版の「澪つくし」と朝ドラ版の澪つくしが同じであれば、ドラマの方も太平洋戦争が終わった時期あたりまで続くと思います。
なお「澪つくし」はすでにDVD(沢口靖子主演 連続テレビ小説 澪つくし 完全版 DVD-BOXI 全7枚【NHKスクエア限定商品】)が発売されています。そのDVDを見ている方がいらっしゃれば、ぜひ意見や感想などを聞いてみたいところです。
「澪つくし」最終回の放送時期について
NHKドラマトピックスからの情報によりますと、「澪つくし」の初回放送時期は1985年4月1日から10月5日です。放送期間は約半年間であったため、再放送される「澪つくし」はおそらく2021年3月下旬になるのではないかと考えられます。
2021年3月11日木曜日追記
3月29日月曜日から1997年度前期に放送された「あぐり(ヒロイン:田中美里さん)」が再放送されます。詳細は上記の記事をご覧ください。