飛行機を発進させるときに「ジュリエット・アルファ・ゼロワン・タンゴ・チャーリー」という航空用語をNHK朝ドラ舞いあがれ!の岩倉舞(福原遥さん)が発します。
これは航空無線特有のアルファベットの読み方であるフォネティックコード(phonetic code)に基づくもので、意味は”JA01TC”という、航空学校の航空学生が操縦する訓練機を識別するための番号を言っていることになります。
https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1569869040218443778舞いあがれ!のJA01TCの航空大学校の訓練機がモデルか!?
NHK朝ドラのガイドブックである、連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1によると、”JA01TC”は、岩倉舞が在籍する航空学校のモデルとなった航空大学校で使用している訓練機と似ているとのことです。
岩倉舞が使うフォネティックコードの一覧
フォネティック・コードは航空無線に雑音が入っても聞き取り間違いがないように、一般的なアルファベットの読み方と区別をしています。以下は中部国際空港や航空自衛隊が公開している情報を参考にしながら作成したフォネティックコードの一覧です。
文字フォネティックコード
A: Alfa(アルファ)
B: Bravo(ブラボー)
C: Charlie(チャーリー)
D: Delta(デルタ)
E: Echo(エコー)
F: Foxtrot(フォックストロット)
G: Golf(ゴルフ)
H: Hotel(ホテル)
I: India(インディア)
J: Juliet(ジュリエット)
K: Kilo(キロ)
L: Lima(リマ)
M: Mike(マイク)
N: November(ノーヴェンバー)
O: Oscar(オスカー)
P: Papa(パパ)
Q: Quebec(ケベック)
R: Romeo(ロメオ)
S: Sierra(シエラ)
T: Tango(タンゴ)
U: Uniform(ユニフォーム)
V: Victor(ヴィクター)
W: Whiskey(ウィスキー)
X: X-ray(エックスレイ)
Y: Yankee(ヤンキー)
Z: Zulu(ズール)
数字フォネティックコード
0: ZE-RO(ゼロ)
1: WUN(ワン)
2: TOO(トゥー)
3: TREE(トゥリー)
4: FOW-er(フォウアー)
5: FIFE(ファイフ)
6: SIX(シックス)
7: SEV-en(セブン)
8: AIT(エイト)
9: NIN-er(ナイナー)
.: DAY-SEE-MAL(デシマル)
100: HUN-dred(ハンドレッド)
1000: TOU-SAND(タウザンド)