長崎・五島列島で力強く舞い上がる「ばらもん凧」に魅せられた岩倉舞が、パイロットを目指しながら、やがては東大阪と五島を往来する電動小型飛行機を仲間とともに飛ばすというあらすじです。
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舞いあがれ!はオリジナル作品・特定人物のモデルは公表されず
舞いあがれ!は脚本家・桑原亮子さんのオリジナル作品で、かつ特定の人物をモデルとしているわけではありません。
これまでにNHK朝ドラで放送された「おちょやん」や「花子とアン」のように、朝ドラのあらすじを先読みすることは大変難しいと思います。
とりわけ難しいのが、「電動小型飛行機を飛ばして東大阪と五島列島の間に飛ばす」というあらすじです。
上記の記事でも述べましたが、現実の世界では2021年10月にヨーロッパではじめて電動小型飛行機の旅客飛行が認められたばかりです。
岩倉舞はどうやって日本の空で電動小型飛行機を飛ばすか?
ただAirbus社が英仏海峡においてはじめて電動飛行機を飛行させたのが、2015年です。つい数年前まではこの距離ですら、電気の力で飛行機を飛ばすことは難しかったようです。
このAirBus社の小型電動飛行機である”E-Fan”には、パイロットが1人しか乗っていませんが、そこからわずか6年で19人も乗れる電動小型飛行機が出来上がりました。
科学技術の進歩は素晴らしいですね。NHKで放送するドラマは、役者さんの演技だけでなく時代考証や技術考証も手を抜かないはずです。
こうした技術の進化に合わせて、舞いあがれ!のあらすじも微妙に変わっていくのではないでしょうか。