TBS 日曜劇場「この世界の片隅に」第9話(2018年9月16日放送) 見どころ〜 「枕崎台風で黒村径子さんはズッコケるか」 #尾野真千子 #松本穂香 #この世界の片隅に

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前回ぐらいから感情が露わになってきた北條すずさん(松本穂香さん)。第8話(2018年9月16日放送)で昭和天皇の玉音放送を聞いて、大粒の涙を流します。2016年に封切られたアニメ映画「この世界の片隅に」で非常に有名になったシーンです。「ぼんやり」のすずさんを演じていた松本穂香さんですが、期待を裏切らないショックの受け方を演じてくれたと思います。

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玉音放送を聞いた黒村径子さん(尾野真千子さん)

また娘の黒村晴美に先立たれた黒村径子を演じる尾野真千子さん。尾野さんも俳優的に良い演技を見せてくれたと思います。NHK連続テレビドラマ「カーネーション」で小原糸子さんを演じたときは、「しょーもない戦争が終わってせいせいしたわ」という演技をしていただけに、そのコントラストが印象的でした。

「この世界の片隅に」第9話 見どころ

さて第9話ではすずさんの妹の浦野すみさん(久保田紗友さん)が、広島にアメリカの新型爆弾(原子爆弾)が投下されたにも関わらず、草津のおばあちゃん(宮本信子さん)の家で養生していることが分かります。ところがすみさんの腕には…。漫画やアニメ映画を見た方には、ショックな場面ですが、テレビドラマしか見ていない方は、ぜひ注意して視聴してください。

で、「この世界の片隅に」のコアなファンはご存知ですが、すずさんは原作漫画では浦野すみさんが生き残っていたことを、草津からのハガキで知ります。枕崎台風で道がずれてしまったに関わらず郵便屋さんが届けてくれたからです。

そのとき黒村径子さんは自宅の前でその道にずっこけて泥だらけになりました。果たしてそのお茶目なシーンは、ドラマ版でも再現されるのか、また再現されるのであれば尾野さんはどのようにコケてくれるのか楽しみです。「この世界の片隅に」の第9話にも引き続き期待です。

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