北條すず役・松本穂香さんと北條周作役・松坂桃李さん。後ろには呉市の古民家を移築したオープンセット(絶賛建築中)が!!
尾野真千子さん、伊藤蘭さん、田口トモロヲさん、伊藤沙莉さん、土村芳さん、久保田紗友さんの出演も決定!!脚本は岡田惠和さん、音楽は久石譲さんです!!#このせか #tbs pic.twitter.com/sxRV2Asapl— 【公式】日曜劇場『この世界の片隅に』3か月間、ご視聴ありがとうございました!! (@konoseka_tbs) May 4, 2018
2016年11月にアニメーション映画も公開されヒットを記録したこうの史代先生の漫画「この世界の片隅に」が、TBS7月期の「日曜劇場」で連続ドラマ化されることが、正式に発表されました。また合わせてTwitterの公式アカウント @konoseka_tbs もツイートを開始しています。
北條すず役の松本穂香さんに期待
「この世界の片隅に」は2016年12月に映画館で見て以来、感動が止まらないのですでに当エコテキブログで2度取り上げています。ぶっちゃけ主人公の北條すず役には誰がやるのか気にならなくもありませんでした。
ですがアニメ映画版・実写映画版・ドラマ版では表現形態が異なります。それぞれの役者さんそれぞれの個性を生かし、表現すれば良いのではないかと個人的に考えています。
それにしても主人公・北條すず役を決めるにあたって、3000人からなるオーディションを行なったとのこと。その中で選ばれた松本穂香さんの演技にぜひ注目したいところです。
松坂桃李さん、尾野真千子さんにも期待
主人公・北條すず以外の配役についていえば、主要脇役陣もとても興味深いと布陣のような感じがします。近年、NHKの著名なドラマで活躍された方が目立ちます。
北條周作役(松坂桃李さん)
松坂桃李さんは、ついこないだまでNHK朝の連続テレビドラマ小説「わろてんか」で、北村藤吉として関西弁を話していましたね。今度はもちろん関西弁ではなく呉弁に挑戦です。
原作・映画で見た限り、周作は気が優しくて若干おっとりとしたキャラクターです。北村藤吉も大阪で言うところの「アホぼん」なキャラなので、TBSの配役もなかなか気が利いているなと感じた次第です。
黒村径子役(尾野真千子さん)
すでに漫画やアニメ映画などをご覧になった方はご存知かと思いますが、黒村径子はおっとりとした周作の姉にしては、気が強すぎて嫁ぎ先を自ら離縁してきたほどの女性です。その径子を演じるのが尾野真千子さん。
尾野さんの出世作と言えば、2011年下半期のNHK朝の連続テレビドラマ小説「カーネーション」。このドラマで尾野さんはヒロイン・小原糸子役として、岸和田のゴッドマザーを演じていました。岸和田弁と呉弁では語尾やイントネーションがかなり異なると思いますが、気の強い役どころは非常に似ています。尾野さんの黒村径子役が一番のハマりどころではないかと個人的に推察しています。
今から7月期のTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の放送が楽しみです。