NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人第24回「変わらぬ人」で雑色の善児が源範頼(迫田孝也さん)を修善寺で殺害しました。このとき現場にいた村人たちは範頼もろとも殺害されますが、なぜか村娘のトウだけは殺害されませんでした。
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トウ(山本千尋さん)の正体。源頼家の側室を殺害した暗殺者
NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人の公式Twitterでは、トウ(山本千尋さん)は梶原景時(中村獅童さん)や北条義時(小栗旬さん)の雑色(ぞうしき)・善児(梶原善さん)に養われた孤児とされていますが、鎌倉殿の13人の公式ガイドブックでは、のちに善児の弟子となっていることが判明しています。
北条一族と比企一族が源頼家の跡目争いをしているときに、トウは比企出身で、源頼家(金子大地さん)の側室であるせつ(山谷花純さん)を殺害します。トウがどのような気持ちで殺害するかは分かりませんが、せつをとにかく殺害することは間違いないようです。
トウのさらにその後。金窪行親の縁者か?
公式ガイドブックではトウのその後については語られていません。そもそも育ての親である善児自体がドラマのオリジナルキャラクターで、誰をモデルにしているかはっきり分かりません。
ただ北条時政・義時親子が比企能員を暗殺したり、その残党狩りをするときに金窪行親(かなくぼゆきちか)という生没年不詳の人物が登場します。ひょっとすると鎌倉殿の13人に登場する善児は、金窪行親をモデルにしているかもしれません。
「善児に養われた孤児」のトウはこの金窪氏の縁者であったかもしれませんね。