NHKドラマ「育休刑事」を見ていると「課長」と呼ばれる人物が登場します。登場すると言っても「育休刑事」の「課長」は、捜査一課長の話題にあがったり、育休中の秋月春風巡査部長が所有しているスマホのチャット欄に登場するだけで姿は表しません。

育休刑事 赤ちゃん 蓮くん→名和咲陽（さくや）ちゃん 2023年4月18日火曜日午後10時からNHK総合チャンネル・BS4Kで放送

第1話「育児スイッチ」では、「課長」は育児休暇中に関わらず秋月巡査部長が質屋で起きた殺人事件の捜査に駆り出されようとすると、「あんまり無理するな」的なメッセージを送信しています。

北乃きいさんが「課長」 埼川県警本部捜査一課長・秋月沙樹

ちなみに原作でも同様のシーンは出てきますが、課長からの連絡は「電話」で行われています。原作の小説は電話で連絡をしているのに、なぜドラマ版では「チャット」で連絡する必要があったのか？

新作のドラマが始まったばかりなので課長の性別が分かるような表現は伏せたかったんでしょうね。原作小説を読んでいるとき、このシーンは「カットするのかな？それとも別の表現にするのかな？」と不思議に思ってましたが、「電話連絡」→「チャット連絡」にするとは。

育休刑事 最終回 県警本部捜査一課長として秋月沙樹（北乃きいさん）が登場。NHKドラマ「育休刑事」ネタバレ 2023年4月18日火曜日からNHK総合テレビで放送

なるほどそうするか文字の表現であれば、秋月沙樹（北乃きいさん）が埼川県警本部の捜査一課長であることは分かりませんよね。第二話以降も「課長」は具体的に誰であるか分からなくようにする工夫に注目しましょう。