2022年5月23日月曜日からNHKで再放送される朝ドラひまわりのあらすじは、「バブル崩壊の余波を受け、会社をリストラされた南田のぞみ(松嶋菜々子)。」という一文から始まります。
NHK朝ドラ100のあらすじではそのことが1つのきっかけとなって、南田のぞみは弁護士を目指すようになると書かれています。
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ひまわりの時代設定は失われた30年が始まったころ
1989年12月29日に日経平均株価は3万8915円87銭の過去最高の高値を更新したものの、1990年代末に日経平均株価は2万3000円台に下落しました。
その後、日本経済は1991年・92年となんとかやり過ごそうとしたあと、1993年には「就職氷河期」なる時代が到来し、当時の新卒学生が就職活動に大変苦労したと言われています。
「ひまわり」の時代設定となった1993年の平成初期あたりから、今に続く日本経済の「失われた30年」の始まりです。
NHK朝ドラはヒロインの成長物語を描くと言われます。「ひまわり」の南田のぞみは、どのように日本経済の「失われた30年」を乗り越えていくのかが見どころでしょう。