DOC(ドック)2 あすへのカルテロレンツォの死。新型コロナウイルス感染症の第一号患者。2023年9月17日日曜日午後11時よりNHK総合テレビで「DOC(ドック) あすへのカルテ」シーズン2 放送

2023年8月28日2023年11月1日

DOC(ドック)2 あすへのカルテの主人公アンドレア・ファンティが勤務するアンブロシアーノ総合病院では、未曾有のコロナ感染症危機に見舞われます。医師や患者が感染し、その死亡者数が止まることを知りません。

DOC(ドック)2 あすへのカルテネタバレロレンツォコロナ死

そしてその死亡者の中にはなんと「DOC(ドック) あすへのカルテ」シーズン1で、内科病棟でアンドレアとの同僚医師であったロレンツォ・ラッザリーニも入っています。ロレンツォは、パンデミックのさなか新型コロナウイルス感染症のため亡くなってしまいます。

だがロレンツォの死は「DOC(ドック)2 あすへのカルテ」の序章に過ぎません。「DOC(ドック) あすへのカルテ」シリーズで脚本を担当している、フランチェスコ・アルランチ
ヴィオラ・リスポリさんはロレンツォの死についてインタビューでこう語っています。

他の人たちと強いつながりを持ち、結果を引き起こせるキャラクターが必要でした。彼は医療スタッフの犠牲の象徴であると同時に、彼の死にまつわるすべての謎や暗黙の了解など、物語全体を担えるだけの広い肩幅を持たなければなりませんでした。ロレンツォは、アンドレア・ファンティとともに重要な役割を果たした。ジュリアとともに、彼は病棟のすべての医師にとっての参考人だった。私たちは、彼の死が多くの苦しみをもたらすと同時に、多くの歴史をももたらすことを知っていた。

ロレンツォの死は、「DOC(ドック)2 あすへのカルテ」の主要メンバーにおこる出来事の大変さを象徴するイベントでもあるのです。