NHK朝ドラちむどんどん第16週のタイトル「御三味（うさんみ）に愛をこめて」にも使われている、御三味とは沖縄の重箱料理のことを指します。

沖縄の行事料理でもある御三味（うさんみ）

また御三味（うさんみ）は単なる沖縄のお重料理ではなく、豊年祈願や祖先崇拝などで人や地域の絆を繋ぐ行事料理の役割も果たしています。

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豊年祈願や祖先崇拝の考え方が強く残る沖縄では、旧暦3月3日の浜下り、4月ごろに行われる清明祭、旧暦7月13日~15日の旧盆（特に3日目のウークイ）(新しいタブで開く)などで御三味が振る舞われます。

御三味の中身〜カステラかまぼこや紅白かまぼこ

御三味の中身はカステラかまぼこや紅白かまぼこ、揚げ豆腐、天ぷら、田芋、昆布、ごぼう、こんにゃく、皮付きの三枚肉の9品が基本です。

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昔は各家庭の手作りでしたが、最近ではスーパーでも販売されているそうです。それでも御三味のうち一品は、手作りにしようという家庭も多いとのことです。