2022年4月11日月曜日から放送されるNHK朝ドラちむどんどんは、羽原大介さんの脚本によるオリジナル作品です。 ただちむどんどんのストーリーを考える上でのヒントとなった作品にあアメリカの小説である「若草物語」があるとのことです。
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ヒロイン比嘉暢子(黒島結菜さん)はオリジナルキャラクター
ちむどんどんには、2014年に放送された朝ドラ「花子とアン」の原案となった「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」のような、ドラマのモデルとなった作品はありません。
以前のブログ記事で説明したように、ちむどんどんのヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜さん)も羽原さんが脚本を描かれる中で生み出されたオリジナルキャラクターであると考えられます。
ちむどんどんのお話のヒントの1つとなった若草物語
ただまったくのヒントなしでちむどんどんのお話が出来上がっていったかといえば、そういうわけではありません。2022年4月9日土曜日にNHKがちむどんどんの公式サイトで公開した記事に興味深い記述があります。
羽原大介さんによると、ちむどんどんのお話を作る上で1つのヒントとなった作品に、19世紀のアメリカで ルイーザ・メイ・オルコットが発表した「若草物語」が挙げられています。
「若草物語」には4人の姉妹である、長女・メグ、次女・ジョー、三女・ベス、四女・エミリーが登場します。4姉妹は母を中心とした家族や隣人たちの交流を通して、それぞれの生きる道を見つけていくという家庭小説です。
ちむどんどんに登場する比嘉家にも4人の兄妹が登場します。長男・賢秀(竜星涼さん)、長女・良子(川口春奈さん)、次女・暢子(黒島結菜さん)、三女・歌子(上白石萌歌さん)も、一生懸命に人生を歩んでいく姿が描かれるということです。