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花咲歌劇団とは宝塚歌劇 梅丸少女歌劇団(USK)のライバル歌劇団 NHK朝ドラ「ブギウギ」より

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NHK朝ドラ「ブギウギ」で登場する梅丸少女歌劇団のライバル歌劇団として登場する花咲(はなさき)歌劇団とは、兵庫県宝塚市にある宝塚歌劇をモデルにしていると考えられます。

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「ブギウギ」モデルの笠置シヅ子さんは宝塚不合格

「ブギウギ」のヒロイン・花田鈴子(趣里さん)のモデルとなった、笠置シヅ子さんも1927(昭和2)年の13才のときに、宝塚歌劇の宝塚音楽学校を受験するも見事不合格。

常識試験も口頭試問も難なく突破できたものの、最後に行われた体格検査ではねられて、宝塚の受験に失敗しています。

自叙伝「笠置シヅ子自伝 歌う自画像 私のブギウギ伝記 Kindle版」によると、笠置さんはその悔しさを晴らすために宝塚に対抗するために当時、大阪・心斎橋を本拠とした松竹歌劇の入団試験へと向かったそうです。

松竹楽劇団に入団した後も、東京の公演ではよく宝塚の団員の方とぶつかり、宿の部屋をめぐってバッチバッチの競り合いを繰り返していたそうです。

なんや、えらそうに納まって、ちょっと、ここまで出てきいな。旅は道づれというやないか。同じ大阪から出て来て、そんなに木で鼻をくくらんかて、ええやないか(自叙伝「歌う自画像」より引用)

ブギウギの花咲歌劇団はUSKのバッチバッチのライバル

連続テレビ小説 ブギウギ Part1 NHKドラマ・ガイド Kindle版でもヒロイン・花田鈴子もやはり花咲歌劇団を受験し、不合格。その悔しさで母の花田ツヤとともに道頓堀の梅丸少女歌劇団(USK)を受験して、音楽部長・林嶽男の「お情け」で、USKに入団することが許されます。

鈴子はUSKに入団した後も、ことあるごとに花咲歌劇団の影がちらつきます。そもそもUSKには花咲を落ちて入団した少女も多いという設定となっています。

鈴子の後輩として入団することとなった、秋山美月(伊原六花さん)も元は花咲だったものの、雰囲気に馴染めずUSKに入団した異色の経歴です。そしてスズ子も次第にUSKを花咲に負けないくらい大きな劇団に育てることも、自分の野心として秘めるようになります。

(参考文献)

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