べらぼう 7話 好機到来「籬の花」 感想

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べらぼう 7話 あらすじ・ネタバレ・感想

べらぼう 7話 あらすじ

6話で偽板の不正を働いた鱗形屋孫兵衛に代わって、吉原細見のマーケットに参入したいという蔦屋重三郎。しかし鶴屋喜右衛門をはじめとした地本問屋の仲間たちは「NO」を突きつけます。

ならばということで蔦重は「倍売ってみせる」と啖呵を切って、実力で「耕書堂」を地本問屋の仲間に入れてもらおうとします。

べらぼう 7話 ネタバレ

ではどうやって蔦重は吉原細見を「倍売る」のでしょうか?蔦重が取った戦略は、本の販売価格を下げて新たな読者層を取り込むことです。

具体的には吉原細見の丁数(ページ数)を減らして、本の製造原価を抑えます。原価が低ければ本の販売価格を下げることも可能です。

べらぼう 7話 感想

本や雑誌の内容をアップデートするとかレイアウトを見やすくするということは、並の編集者でも思いつくことでしょう。しかし蔦重が目につけたところは、それらだけではなく本そのものの販売価格でした。

吉原細見のコンテンツだけではなく、価格にも手をつけたことは、蔦重が後世に「江戸のメディア王」と呼ばれるにふさわしい才覚を身につけていたというエピソードになるでしょう。

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asdora-taiga

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