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べらぼう 4話 感想
べらぼう 4話 あらすじ
御三卿・田安家の弟くんである田安賢丸(寺田心)に、陸奥国白河藩の松平家から「養子」にほしいという話が持ち上ります。八代将軍・徳川吉宗の孫であることを誇りに思う賢丸は、なんとしてもこの養子縁組を断りたいところです。
一方、我らが蔦重には吉原の親父たちから、遊郭への集客のために錦絵作りを始めるよう命令が下されます。
べらぼう 4話 ネタバレ
賢丸は老中首座の松平武元を味方に引き入れて、なんとか養子話をブロックしようとしますが、田沼意次に徳川吉宗直筆の「メモ」を見せられて、結局は白河松平家の養子にさせられてしまいます。
一方、蔦重は錦絵本「雛形若菜初模様」の錦絵作りの最中に、なんと自分が火事の時に拾った少年・唐丸には絵の才能があることを知ります。
べらぼう 4話 感想
おそらく4話の見どころは、田安賢丸(のちの松平定信)が、田安家から白河松平家の養子になることが決定的になることでしょう。
将軍の後継となる資格のある家から、大名の養子に行くということは、つまり将軍の資格を失うことです。
のちに松平定信は田沼意次の政治をことごとく否定する「寛政の改革」を行うことになりますが、その伏線がべらぼう4話でたっぷり描かれると思います。