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べらぼう 3話 感想
べらぼう 3話 あらすじ
べらぼう 2話で有名人・平賀源内先生から「序」をもらって吉原細見「細見嗚呼御江戸」を完成させた蔦屋重三郎ですが、それでも吉原に賑わいを取り戻すことはできませんでした。
今度は鱗形屋孫兵衛の「改」となって遊女評判記「一目千本」に乗り出します。
べらぼう 3話 ネタバレ
「一目千本」で蔦重が見せた工夫は、有名絵師の北尾重政に依頼して挿絵を入れたことです。その挿絵の内容は女郎を挿花になぞらえています。
例えば「玉屋」の志津山という女郎は「クズ(葛)」の花に例えています。この「通」の感覚が江戸っ子の心をとらえて、吉原に客足が戻り始めます。
べらぼう 3話 感想
2話で吉原細見の編集に乗り出した蔦屋重三郎が、だんだん本作りの面白さに目覚め始めていくというのが、3話の「」表」のストーリーです。
一方その「裏」では「べらぼう」のダークヒーローである田安賢丸(のちの松平定信)が、陸奥国白河藩に養子に出されるという話が浮上します。
田安賢丸が他家に養子に出されるということは、将軍の後継者の資格を失うことです。「表」のヒーローは台頭するきっかけを掴み、「裏」のヒーローは凋落し始めるというのが3話の内容でしょう。