NHK大河ドラマアンコール「篤姫」の島津忠剛(長塚京三さん)が49才の若さで死んでしまった理由は、生まれつき体が弱かったため、何らかの病気にかかり抵抗できずに亡くなったと考えられます。
目次
忠剛の死因 生まれつき体が弱かったこと
忠剛が生来、病弱であったことは、大河ドラマアンコール「篤姫」の原作本となった宮尾登美子さんの小説「新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)」でも何度か触れられています。
忠剛には心身ともにひ弱い面があり、それは本家育ちとはいいながらも庶腹の五男だったし、早くから他家への養子の運命を担ってそれなりに教育されたところがある。(P18)
お若い頃からお体の弱かった父上(忠剛のこと)、どんな最期であったろう、このような境涯でなくば心ゆくまで看取ってさし上げられるものを、と涙はあとからあとからとめどなく、こらえようとしても嗚咽は漏れてくる(P199)
忠剛の死については篤姫の養父・島津斉彬や教育係の幾島が口にしますが、はっきりした病名について触れることはありません。