Better late than never! pic.twitter.com/XfR79X6vQ6
— Los Angeles Angels (@Angels) May 18, 2018
ロサンゼルスエンジェルスの大谷翔平選手が5月17日(日本時間5月18日)に行われたタンパベイレイズ戦(第1戦)の9回裏の攻撃で、一矢報いるソロ本塁打を放ちました。これで大谷選手の本塁打記録は6本となりました。試合は残念ながら1-7のスコアでエンジェルスがタンパベイレイズに敗戦しました。
“0-7″と”1-7″では大違い
エンジェルスの公式TwitterでUPされた動画を見ると、大谷選手の打席は9回裏1アウトでスコアは0-7の場面から始まっています。試合はタンパベイレイズのワンサイドゲームのスコアといっても良いでしょう。この状態からエンジェルスが8点以上を取って逆転勝ちをすることはほぼ不可能です。
ではエンジェルスは、1点も取らずにそのまま引き下がって良いかとそういうわけではありません。通常、MLB(メジャーリーグベースボール)もNPB(日本のプロ野球)も同じチームと3ないし4日連続で試合を行います
そうすると同じチームとの対戦カードで1戦目で1点も取れずに負けてしまうと、次の試合でも前日の敗戦を引きずってしまい、2戦目も3戦目も同じ流れで負けて連敗することも決して珍しくありません。したがってこの試合で大谷選手が最終回に放った本塁打は勝利に貢献することこそできませんでしたが、「翌日の試合につなげる1本」であると言えます。
最終回にエンジェルスの攻撃で点を与えてしまったレイズとしては、大谷選手にせっかくの完封試合にミソをつけられてしまったという印象でしょう。大谷選手はレイズに「嫌な印象」を与えたことに成功しました。
レイズ第2戦でも打者として活躍に期待の大谷選手
Tonight's Angels lineup pic.twitter.com/itg7QKr7aM
— Angels PR (@LAAngelsPR) May 18, 2018
エンジェルスの広報Twitterは、すでにタンパベイレイズ第2戦(現地時間5月18日18:30、日本時間5月19日11:07)のスターティングラインナップを発表しています。大谷選手は第1戦に引き続き5番・DHとして出場する予定です。この試合でエンジェルスのチーム全体が奮起し、大谷選手も打者としてチームの勝利に貢献できるよう期待します。