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あきない世傳(せいでん) 金と銀 幸の結婚 相手は3人 五鈴屋の四代目徳兵衛(豊作)・惣次・智蔵 NHKBS時代劇「あきない世傳(せいでん) 金と銀」 2023年12月8日金曜日から放送開始

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NHKBS時代劇「あきない世傳(せいでん) 金と銀」の幸(小芝風花さん)の結婚相手は3人います。豊作こと四代目徳兵衛、惣次こと五代目徳兵衛、智蔵こと六代目徳兵衛で、3人ともすべて五鈴屋の兄弟たちであり、歴代の旦那たちです。

あきない世傳(せいでん) 金と銀 相関図 幸(永瀬ゆずな 小芝風花) 治兵衛(舘ひろし) 富久(高島礼子)ほか NHKBS時代劇 2023年12月8日金曜日から放送開始

あきない世傳(せいでん) 金と銀 幸は3人の「徳兵衛」と結婚

幸は14才で、豊作こと四代目徳兵衛(渡辺大さん)の後添えとなります。幸の立場は五鈴屋の女衆(おなごし)で、裏の奉公人として「鍋底を磨いて一生を終える」のが当然と思われていましたので、表通りに店を構える呉服屋の「ご寮さん」となることはラッキーでもあり、破格の出世でした。

あきない世傳(せいでん) 金と銀 ネタバレ あらすじ 五鈴屋徳兵衛を襲う不幸の連続 NHK BS時代劇 2023年12月8日金曜日から放送開始

ただ幸の結婚の珍しいところは、奉公人から「ご寮さん」に昇格したことだけではなく、兄弟たちが事故死や失踪をしてしまったためとはいえ、五鈴屋の3兄弟たち全員と結婚したことこです。

あきない世傳(せいでん) 金と銀の時代 結婚の考え方

同じ兄弟たちと結婚するということは、令和の貞操観念では考えにくいことです。ですが家系や血のつながりを重んじる江戸時代においては、兄が死んだので弟がその兄嫁と結婚するということは決して珍しくなかったそうです。

ただし長男の嫁が次男に嫁ぐということはあっても、さらに次男の嫁から三男に嫁ぐということは、「あきない世傳(せいでん) 金と銀」が描かれた江戸時代の享保年間の頃でさえ相当珍しかったそうです。

そのため幸が三男の智蔵と結婚することになった小説「あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫) (新しいタブで開く)」では、五鈴屋は隣近所や大坂天満の呉服組合からは白い目で見られていたことが記述されています。

あきない世傳(せいでん) 金と銀 参考文献