【20年大河は「明智光秀」有力】2020年のNHK大河ドラマが、戦国武将の明智光秀を主軸に描くプランが局内に浮上しているという。新しいイメージの光秀と家族の絆がテーマになるとみられる。 https://t.co/s9STlGtgIB
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 17, 2018
NHK局内において2020年のNHK大河ドラマとして、「明智光秀」を登用するプランが上がっているそうです。かつては明智光秀といえば織田信長を本能寺の変で暗殺した「戦国時代の大悪人」とされていましたが、近年ではそのイメージが払拭されている感があります。
「丹波国などで善政を敷いた人」・「誠実・実直な人」・「文武両道に秀でいた人」・「愛妻家」・「家族思い」。いま「明智光秀」と聞いて連想するキーワードはこんなところでしょうか。明智光秀は織田信長に仕えるまでの前半生は生年すらも不明な人です。創作の余地が入りやすく、戦国時代のドラマとしてはもってこいの人物だと思います。
明暗を分けた明智さんと石田さん
とまあここまでは、ニュースを読んでのありきたりな個人的な感想ですが、早くもTwitter上の戦国クラスタ界隈で衝撃が走っています。
https://twitter.com/3K10K/status/986369942210539520もちろん当の明智光秀さんは大喜びです。「日向守」という武家官職を持ちながら、常に織田信長さん・羽柴秀吉さんの「日陰」にいましたので。
【速報】
2020年大河ドラマ、儂と間違えられやすい武将ランキング第一位の明智光秀様が有力候補じゃあああああああああああああああああああああ!!!!!治部の出番は…!?治部の出番は…!?というか治部の大河は…!?https://t.co/0RTl5HfXBr
— 石田三成@ZIBU (@zibumitunari) April 17, 2018
一方、ショックを受けていらっしゃる方が石田三成さんです。石田三成さんは徳川幕府の歴史観からすれば、東照大権現様(徳川家康)にたてついた大悪人ですが、近年その評価が認め直されています。
それだけに自分がNHK大河ドラマの主役に登用されないことについてもどかしさを感じていらっしゃるようです。同じ「戦国の大悪人」でも明暗が別れたと言ったところでしょうか。
武田さん、真田さん、伊達さんからは祝福の声
そのほか有力武将の方々から、明智さんが大河ドラマの主役に登用されることについて、のきなみお祝いの声が上がっている様子です。
https://twitter.com/suwasirou/status/98637471448123392020年大河は「明智光秀」有力 と出たか!!儂の出演はないだろうが、とりあえず小県郡の総代として認めて欲しいんじゃ( ^∀^)
2018/4/18(水) – Yahoo!ニュース https://t.co/6Y6uoUZz8c @YahooNewsTopics— 真田昌幸 (@awamasayuki) April 17, 2018
「明智光秀」がトレンド一位になるの本能寺以来 436年ぶりの快挙で猛烈に感動している pic.twitter.com/SSSWfZbLah
— 伊達政宗 (@datemasamune141) April 17, 2018
武田勝頼さん、真田昌幸さん、伊達政宗さんたちも喜びのツイートを投稿されています。伊達政宗さんは仙台藩の藩祖として、若いときの苦労がある程度報われた方です。
一方、武田勝頼さんや真田昌幸さんは人生の最期において非業の死(天目山中の戦で自害)や憤死(高野山流罪の受刑中に死去)を遂げた方です。それだけに「山崎の戦い」で敗死した明智光秀さんに共感する部分があるのではないでしょうか?お二方にとって、明智光秀さんがNHK大河の主役として登用されることについて喜びはひとしおだと推察されます。
今後、NHKからの正式発表や主演俳優の紹介など続報が待たれるところです。
【追記】「麒麟が来る」 主演は長谷川博己さん
長谷川博己、朝ドラから大河の連投は“長旅” 完走後は「1年くらい天下がほしい」(写真 全2枚)https://t.co/7GSnfE78wq
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) April 19, 2018
2018年4月19日(木)に続報が発表されました、2020年NHK大河ドラマのタイトルは「麒麟がくる」で、主演は長谷川博己さんと発表されました。
後世に「三日天下」というありがたくない四字熟語を作ってしまった明智光秀。「長谷川光秀」の1年はどんな展開になるのか今から楽しみです。