ブログを書いてGoogle Analyticsでアクセス数を計測していると、どれぐらいの人数が、どの記事を、何分ぐらい読まれているか、非常に気になります。
そのため、SEO対策のしやすいWordPressのプラグイン本を読んだり、プロブロガーさんが、アクセスアップのために書いた本に目を通したりもします。
読んでいると、リダイレクトで301を使うプラグインの説明であったり、ソーシャルメディアを活用した集客などについて、具体的に書かれていたりします。
本書も他の「SEO対策本」と同じようなところもありますが、いくつか「これは!」と感じるところがありましたので、その部分について書き残しておきます。
目次
Google検索のコストは1回あたり2円(Lesson54)
なぜGoogleの検索エンジンが、事業として成り立っているかを教えてくれます。
- Googleは営利企業であり、顧客満足度の追求とコスト削減のバランスを取らなければならない
- Googleにとって最大の顧客はユーザー
- ユーザーがたくさんいれば広告主をあえて探す必要はない
- Google検索は1回あたり2円のコストがかかっている
- コストにはクローラー、インデックス、コンピュータの費用や電気代などが挙げられる
こういうビジネスロジックを教えてもらうと、SEO技術の理解がしやすくなります。あと、検索1回につき2円のコストと言う話は、飲み会のネタとして使えそう(笑)
ウェブマスターツールの使い方(Lesson66,67)
ウェブマスターツールの存在自体は、どこかのSEO対策本で見かけたことがあります。今はブログの状態や、インデックスの状況を確認するためによく使っていますが、当初は何を確認すればいいのか、まったく分かりませんでした。
本書では、そんな初心者の方を対象に、ウェブマスターツールの基本的な使い方や、グラフの確認について言及されています。
- Googleからのメッセージの確認
- どんなキーワードで訪問されているか
- 自サイトへのリンク状況の確認
- インデックス状況の確認
- クロールに失敗していないかの確認
- エラーに対する対処
ウェブマスターツールのヘルプページを見れば分かることもありますが、基本的なことを手早く理解したい場合は、本書の方が良いと思います。