【読書感想】ねことじいちゃん

neko_to_jiityan

四季のうつろいに季節の食べ物。三河湾の港町に昭和の思い出。作品の設定は日本人が憧れる心のふるさとなのかもしれません。その中に違和感なく溶け込むねこのタマとじいちゃんはとても贅沢な時間を過ごしているのではないでしょうか。

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「オレのものはオレのもの、お前のものはオレのもの」

ねこにはねこなりの都合があっておおかたは人間よりも自分の都合を押し通すようです。ドラえもんに登場するジャイアンのように「オレのものはオレのもの、おまえのものはオレのもの」という感覚でしょうか。でもつい人間の方がねこの都合に合わせてしまうんですよね〜。「

著者のねこまきさんは、ねこと人間の感覚のズレを上手くマンガのネタとして取り入れていると思います。大吉さんと話す方言(名古屋弁)とタマの方言(関西弁)のズレていることすらもネタにされています。

「ねことじいちゃん」と柴咲コウさん

ところで「ねことじいちゃん」は実写映画化されて2019年早春に公開される予定です。監督はねこ写真家として有名な岩合光昭さんで、主演は立川志の輔さんです。さらに2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で主演を務められた柴咲コウさんも出演されます。

1年間NHKのドラマに出ずっぱりだったため、「大河」のイメージが強い柴咲さんですが、実は大のねこ好きです。柴咲さんがご自身のインスタグラムにUPされた一連の写真を見ていると、インスタグラムというよりはまるでネコスタグラムです。芸能活動の様子をUPした動画の合間に必ず飼い猫の写真がUPされています。

柴咲さんとねこの関係を知りたい方は、ぜひ柴咲さんのインスタグラムをのぞいてみましょう。そんなねこ好きの柴咲さんが「大河」で培ったキャリアと交えて、「ねことじいちゃん」の実写映画でどんな演技をされるか今から楽しみです。

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