【読書感想】猫のハローワーク (講談社文庫)

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「ねこの手も借りたい」とはまさにこのことでしょう。いま世間では、ホワイトカラーの仕事はAIに代替されるかもしれないという話題で持ちきりです。その一方で広報・PR関係の仕事は、人間からネコにとって変わられるかもしれません。

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和歌山電鐵のたま駅長に続け!

和歌山電鐵に勤務するたま駅長が「ねこ社会進出」の好事例です。労働力人口の減少が見込まれる日本で、彼女は時代の最先端を走る「旗手」でしょう。鉄道会社のようなインフラ事業以外にも、イメージを強調されるような仕事(ビールのイメージ広告やモーターショーのイメージキャラクターなど)には人間ではなく、ねこが起用されるかもしれません。

望まれるねこの労働環境の整備

ところで、たま駅長はすでに2015年6月28日に和歌山電鐵の永久名誉貴志駅長を拝命されています。そうなると老齢になって駅長の任に耐えられなくなった時のことが心配です。そうなる「ねこ年金法」を公布して、全国の主要都市に「ねこ年金事務所」の開設が望まれます。

もちろん、若いねこたちの働きすぎにも配慮をしなければなりません。基本的には「ねこ労働基準法」でねこの労働時間を法令で定めることが望ましいと考えます。「ねこ年金事務所」と同様に、都道府県庁がある都市には「ねこ労働基準監督署」を設置して、「ねこ労働基準監督官」を常駐させなければなりません。

「ねこ労働基準法」違反による最高刑は、人間の「労働基準法」に準じて1年以下の懲役又は「ねこのカリカリ100kg納付」が望ましいでしょう。

「ねこ働きかた改革」も視野に

また昨今、人間の世界では「働き方改革」が叫ばれています。近い将来、ねこの世界でも「ねこ働き方改革関連法」の整備が必要です。人間の「働き方改革」と並行させるためには、すみやかな「ねこ働き方改革関連法案」の可決・成立が望ましいでしょう。

なお、以上はすべて個人的な見解であり、特定の団体・組織の意思を表明すものではありません(笑)。

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