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「ほとんど憲法 上」 ・「ほとんど憲法 下」の読書感想 #ほとんど憲法

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みなさん、「ほとんど憲法 上 小学生からの憲法入門」「ほとんど憲法 下: 小学生からの憲法入門」(新しいタブで開く)を読んでコロナ禍における私有財産権のあり方について考えましょう。

「ほとんど憲法」著者、木村草太先生からのコメント

先日、ほとんど憲法の上下巻を読んだ後に読書メーター経由で感想をTwitterに投稿しました。

すると著者の木村草太先生から、自分が投稿した感想(ツイート)に関するコメントをいただきました。大変光栄なことです。

コロナ禍と私有財産権の議論を

目下、日本ではコロナ第二波に備えて医療体制の拡充や経済対策が喫緊の課題として議論されてます。

ただ残念ながら、コロナ第一波の下で各都道府県知事が「要請」した営業自粛のお願いは、日本国憲法で保障されている私有財産権の侵害に該当していたかどうかの議論はいまいち盛り上がりに欠けるそうです。

だからといって、そのまま議論をせずに放置しておけば良いということではありません。なぜなら人類は、新型コロナウイルス感染症と長いお付き合いをしなければならない状況にあると考えられているからです。

「ほとんど憲法」を読んで私有財産権について考えよう

日本のような民主主義国家では行政が行ったことについて、国民が国権の最高法規たる日本国憲法にもとづいて政策の良し悪しを判断す必要があります。

コロナのような感染症が大流行するたびに、行政から法的根拠が薄弱な政策を強いられてはたまりません。「ほとんど憲法」を読みつつ、早いうちからコロナ禍と私有財産権について、それぞれの立場から自分の考えをまとめておきましょう。