みなさん、「ほとんど憲法 上 小学生からの憲法入門」と「ほとんど憲法 下: 小学生からの憲法入門」を読んでコロナ禍における私有財産権のあり方について考えましょう。
「ほとんど憲法」著者、木村草太先生からのコメント
先日、ほとんど憲法の上下巻を読んだ後に読書メーター経由で感想をTwitterに投稿しました。
【ほとんど憲法 上: 小学生からの憲法入門/木村草太】日本国憲法は社会科の教育関係者と法曹関係者だけの商売道具ではないことを強く感じた。例えば憲法29条3項「私有財産は、正当な補償の下に、これを… → https://t.co/KOERENF0Is #bookmeter
— Hiroshi Fukui@DMM英会話は休会予定 (@echizenya_yota) June 16, 2020
【ほとんど憲法 下: 小学生からの憲法入門/木村草太】日本国憲法には「合理性の基準」という考え方があるのか、40数年生きてきて初めて知った。「1)政策の目的が正しいこと 2)その目的達成に、自由… → https://t.co/jABpPMRfEt #bookmeter
— Hiroshi Fukui@DMM英会話は休会予定 (@echizenya_yota) June 16, 2020
すると著者の木村草太先生から、自分が投稿した感想(ツイート)に関するコメントをいただきました。大変光栄なことです。
「憲法を使って実生活・実社会の問題を考える」を実践してくれた方がいたようでうれしい。 https://t.co/6EwCUsWkbG
— 木村草太 (@SotaKimura) June 16, 2020
コロナ禍と私有財産権の議論を
目下、日本ではコロナ第二波に備えて医療体制の拡充や経済対策が喫緊の課題として議論されてます。
日経ビジネスで簡単にコメントはしましたが、あまり議論が進んでいないのは困った事態ですね。https://t.co/BggeKL5GVU
— 木村草太 (@SotaKimura) June 16, 2020
ただ残念ながら、コロナ第一波の下で各都道府県知事が「要請」した営業自粛のお願いは、日本国憲法で保障されている私有財産権の侵害に該当していたかどうかの議論はいまいち盛り上がりに欠けるそうです。
だからといって、そのまま議論をせずに放置しておけば良いということではありません。なぜなら人類は、新型コロナウイルス感染症と長いお付き合いをしなければならない状況にあると考えられているからです。
「ほとんど憲法」を読んで私有財産権について考えよう
日本のような民主主義国家では行政が行ったことについて、国民が国権の最高法規たる日本国憲法にもとづいて政策の良し悪しを判断す必要があります。
コロナのような感染症が大流行するたびに、行政から法的根拠が薄弱な政策を強いられてはたまりません。「ほとんど憲法」を読みつつ、早いうちからコロナ禍と私有財産権について、それぞれの立場から自分の考えをまとめておきましょう。