【読書感想】Girls Who Code 女の子の未来をひらくプログラミング

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今回の記事は「Girls Who Code 女の子の未来をひらくプログラミング」を読んだあとの感想です。自分はJavaScriptプログラミングのワークショップ(もくもく会)で管理人をしています。場所は大阪市内にあるさくらインターネット株式会社の本社で、開催のペース2ヶ月に1回くらいです。

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プログラミングもくもく会の男女比率は3:1ぐらい

2020年2月末までに7回開催した実績がありますが、実際に参加された男女の比率はおおむね3:1ぐらいです。もちろん性別によって特別な優遇措置などを設けているわけではありません。にも関わらず不思議とどの回も3:1ぐらいになります。

もっとも世の中の男性と女性の比率は1:1ぐらいなので、JavaScriptプログラミングもくもく会も1:1ぐらいが望ましいと個人的に考えています。

「Girls Who Code」は日本語版だけでなく、英語版(Girls Who Code: Learn to Code and Change the World)でも出版されていますね。日本語版を出すのであれば、単にプログラミングやプログラミングの考え方を掲載するだけでは物足りなさを感じます。

女性の平均給与は男性の53%

もし日本の女の子にたくさん読んでもらいたいのであれば、一般的に女性が男性よりも賃金が低いというリアルな現実を紹介してあげることも必要でしょう。

下記の図は国税庁から引用した「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」です。そのページで「ハ 平均給与 (第5表)1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与」をご覧ください。

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短時間労働者が女性に偏っているからという理由もありますが、女性の平均給与は男性の53%しかありません。こういった「現実」を前もって教えてあげれば、女の子からの反応も異なるのではないでしょうか。

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