Wockerで開発したデータベースの文字列を置換するときに便利なコマンド〜第54回 WordBench神戸より

Wapuu

第54回 WordBench神戸(5月28日)〜 Wockerはじめの一歩 に行ってきました。Wockerで開発したWordPressサイトを外部に公開するときに使う、便利なコマンドを教えてもらったのでメモしておきます。

54th_wbkobe

目次

スクリプトツールのめんどうくさいところ

外部サーバーでコンテンツを公開するために、Wocker内にあるデータベースファイルをエクスポートします。そのファイルを外部サーバーでインポートしたあとに、データベース内で記述されているドメイン名や、ドキュメントルートディレクトリ名を変更しなければないません。

その場合、スクリプトツールである、DATABASE SEARCH AND REPLACE SCRIPT IN PHPを使えば、シリアライズされた文字数の変更や文字列を置換することができます。これはこれで便利なんですが、若干めんどうくさいところがあります。

  • ページから圧縮ファイルをダウンロードしなければならない
  • 変更・置換が終わったら、ディレクトリを必ず削除しなければならない

文字列数の変更と文字列置換のwp-cliコマンド

そこで登場するのが、WP-CLIのコマンドです。外部サーバーにあらかじめwp-cliをインストールしておくと、コマンドライン操作で文字列数の変更と文字列の置換をすることができます。そのコマンドが、以下の2行です。1行目はドメイン名で、2行目はドキュメントルートディレクトリを変更します。

wocker wp search-replace exmaple.com wocker.dev
wocker wp search-replace /var/www/html /var/www/wordpress

wp-cliのインストールからはじめよう!

自分の場合、外部サーバーはさくらのVPSを使っています。紹介したコマンド操作を行うためには、wp-cliをインストールするところからはじめなければなりません。ですが覚えておくと、Wockerで作成したWordPressサイトを外部サーバーに公開するときの作業がラクになりそうですね。

関係者の皆様、ありがとうございました!

〔参考サイト〕

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