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べらぼう 6話 あらすじ・ネタバレ・感想
べらぼう 6話 あらすじ
地本問屋の仲間でもない蔦屋重三郎が、吉原細見の出版に携わるためには、結局、鱗形屋の抱えの「改」になるしかありません。
しかし何と蔦重にとってラッキーなことに、鱗形屋の内部に入り込んだことで、思わぬ不正を目にします。
一方、幕政では田沼意次が行なった経済政策のおかげで、幕府の財政が持ち直しているとのこと。そこで老中首座・松平武元は、徳川家基の意向を汲んで「日光社参」を行いたいと言い出します。
べらぼう 6話 ネタバレ
蔦重が目にしたのは鱗形屋で行われている「偽板」という不正です。大坂の書物問屋が発行した「節用集」という国語辞書の海賊版が鱗形屋の一隅で行われていたのです。
吉原細見の独自出版を狙っている蔦重にとって、マーケットを独占している鱗形屋の失態は、千載一遇のチャンスです
べらぼう 6話 感想
蔦屋重三郎はのちに吉原細見の出版権を手に入れることになりますが、それは鱗形屋の失態だけが原因ではないんですよね。
それでも鱗形屋の「偽板事件」は蔦重の運命が大きく開ける出来事の1つであったことには間違いないでしょう。べらぼう 6話は、蔦重が「何かを持っている」と感じさせるお話と言えます。