団地のふたり 相関図 キャスト NHKBSプレアミドラマ

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太田野枝(小泉今日子)

あだ名はノエチ。大学の非常勤講師。かつては神童と呼ばれた優等生で学者を目指して大学院まで進学した。大雑把なようでいて真面目。バツイチ。両親は健在だが、何かと口うるさくて、そのくせ何かとノエチに甘えようとするので、同じ団地に住んでいる奈津子の家に毎日のように入り浸っている。

桜井奈津子(小林聡美)

イラストレーター。最近仕事が減り、フリマアプリで生計を立てている。几帳面で料理上手。独身。ノエチとは団地内にある保育園に通っていたときからの付き合いで、小学校・中学校も地元の公立学校でお互い一番の友だち。高校進学以降は別の道を進んでいたが、友情が途切れることはなかった。

太田昌夫(橋爪功)

野枝の父。サラリーマンを引退後、団地の管理組合の理事長に。苦情処理で頭が痛い。

太田節子(丘みつ子)

野枝の母。専業主婦。鷹揚な性格だが結構アクティブ。娘の将来はちょっと心配。

太田厚志(杉本哲太)

野枝の兄。奈津子には「あつ兄」と呼ばれている。若い頃はヤンキーでやんちゃであったが、塗装会社の社長の娘と結婚して現在は経営者。ノエチの実家には、兄の独身時代の持ち物が残されていて、フリマアプリで高値で売れる「お宝」を数多く保有していることが判明する。

佐久間絢子(由紀さおり)

ふたりの昔からのご近所さん。亡き夫と共に息子を育て上げ、今は一人暮らし。ピンクのモヘアの帽子がトレードマークあーく。奈津子と同じ団地の九号棟に住む。ベランダの網戸が破れてしまい、その張り替えを奈津子に依頼する。

福田陽子(名取裕子)

団地の七号棟に住む住民。謎多きご近所さん。なぜかいつも団地のオジサマたちに取り巻かれている。団地内の集会所で開かれるカラオケ大会で「天城越え」を熱唱したり、勝新太郎の「座頭市」のモノマネが上手かったりと芸達者な一面を持つ。佐久間さんからのうわさを聞きつけ奈津子に網戸の張り替えを依頼する。

東山徹生(ベンガル)

ドラマのオリジナルキャラクター。団地きってのご意見番。普段は寡黙なのに、苦情を入れる時は立て板に水。

田川賢一(塚本高史)

ドラマのオリジナルキャラクター。最近団地に越してきた真面目なシングルファザー。思春期の娘を持て余し気味。

春日部靖 (仲村トオル)

ドラマのオリジナルキャラクター。野枝・奈津子と小・中学校の同級生で、野枝の初恋の人。団地を離れて久しかったが、母と二人で再び団地に住み始める。

春日部恵子(島かおり)

ドラマのオリジナルキャラクター。靖の母。昔はPTAの役員として活躍したしっかり者の女性。体を壊して息子と二人で団地に戻ってきたというが…。

森山龍之介 (ムロツヨシ)

ドラマのオリジナルキャラクター。最近団地に越してきた、実は結構有名なフラワーアーティスト。野枝と奈津子にとある相談を持ち掛けてくる。

鈴木沙耶香(田辺桃子)

ドラマのオリジナルキャラクター。幼い男児2人を子育て中のヤンママ。慣れない団地暮らしの愚痴をこぼすうち、野枝・奈津子と仲良くなる。

鈴木翔太(前田旺志郎)

ドラマのオリジナルキャラクター。沙耶香の夫で大工。元ヤン風だが沙耶香には頭が上がらず、いつもゴミ出しのことで怒られている。

中澤暖(眞島秀和)

野枝・奈津子と古くからの知り合いのイラストレーター。売れっ子になっても態度が全く変わらない紳士。東京・表参道にあるおしゃれなギャラリーで個展を開く。その個展に奈津子とノエチが参加する。

結城祐子(市毛良枝)

野枝・奈津子の保育園時代の同級生、空ちゃんの母。空ちゃんは小学生の時に小児がんで亡くなっている。

結城空

ノエチ・奈津子との友達で団地内の保育園に通っていた。2人からは「空ちゃん」と呼ばれている。小学校に上がる前に亡くなってしまっていたが、2人の会話の中によく登場する女の子。

浅野くん

奈津子がイラストレーターの仕事を始めたころに知り合った男性。当時は大学生で編集部で原稿取りのアルバイトをしていた。実は地方に膨大な資産を保有している資産家の一族で、あくせく働かなくてもお金に全く困らない。

著:藤野 千夜, イラスト:北澤 平祐
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