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茂七の事件簿 ふしぎ草紙 最終回「侘助の花」
「茂七の事件簿 ふしぎ草紙」の最終回は「侘助の花」です。別名「唐椿」とも言われる「侘助の花」が看板に描かれるようになった由縁と、それを頼りに「おゆき」と名乗るおめかけさんが、看板屋を訪ねてくる話です。
茂七の事件簿 ふしぎ草紙 「幻色江戸ごよみ」が原作
原作となった宮部みゆきさんの「幻色江戸ごよみ」の「侘助の花」を見ると、看板屋の要助と、質屋「質善」の御隠居である吾兵衛が登場します。2人はそれぞれ40代・50代になってからそれぞれ碁を打つお友だちとなった仲です。
腕のいい看板職人であった要助が、吾兵衛になぜかまだ20代前半のおゆきという女性に追いかけ回されることを相談するというお話です。要介は思い入れがあってときどき掛け行灯にに侘助の花を描くことがありますが、その話を聞きつけたおゆきがなぜか「自分は要助の娘である」と主張します。
要助はそんなおゆきには見覚えはなく全く赤の他人ですが、おゆきの家を訪ねると侘助の木が植っています。要助とおゆきをつなげられるものは、その侘助ぐらいしかありません。
回向院の茂七が登場しない「侘助の花」
原作を読んでいると不思議なのが「茂七の事件簿」の主人公である回向院の茂七(高橋英樹さん)が全く登場しないことです。「幻色江戸ごよみ」の他の章では、回向院の茂七とはっきり明記されていなくても、茂七と思わせる岡っ引きの描写は登場します。
しかしながら原作では、この「侘助の花」の章では岡っ引きは登場せず、要助と吾兵衛が自力で「不思議な事件」を解決することになっています。ドラマの「茂七の事件簿 ふしぎ草紙」の最終回「侘助」ではどのように茂七親分が絡んでくるのか、そこが見どころになるでしょう。
茂七の事件簿 ふしぎ草紙 ネタバレ
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茂七の事件簿 ふしぎ草紙 あらすじ
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