オードリー 春夫 死ぬ 死因は心不全 享年59才 日米合作映画が実現しなかったことが原因か NHK朝ドラ再放送「オードリー」より

オードリーのパパこと佐々木春夫の死

　

朝ドラ「オードリー」の佐々木春夫（段田安則さん）は、1977（昭和52）年に亡くなります。死因は心不全と考えられます。

リチャード佐々木とともにすすめた日米合作映画

佐々木美月のパパこと春夫は、死の直前に甥のリチャード春夫とともに、大京映画にアメリカ・ABSテレビが制作する「Invasion(侵略)」というタイトルの日米合作の映画の話をすすめていました。

たった日本側での撮影はたった3シーンしかありませんが、ABSテレビは1億円をかけても良いとプロデューサーのリチャード佐々木は大変乗り気で、大京映画からは杉本英記（堺雅人さん）と錠島尚也（長嶋一茂さん）のオーディションが進みます。

春夫の死因 映画の失敗がストレスか？

ところが日本で準備をしている間に急激に円高が進んでしまい、ABSテレビは「Invasion(侵略)」の日本撮影は、コストが合わないと判断。リチャード佐々木には日本から撤退せよという命令が下ります。このことに佐々木春夫は猛反発。

結局、リチャード佐々木はプロデューサーとして、会社に損失を出させるわけにはいかず、「Invasion(侵略)」を大京映画が撮影するという話はなかったことになります。

春夫は「ローマの休日」を見ながら死ぬ

このことは春夫に相当ショックな出来事であり、自分自身の人生を振り返るようになります。建築家になるという夢は叶わなかったものの、家族には恵まれたと感じるようになり、最後は映画館でオードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」を見ながら、眠るように息を引き取ります。

オードリー 朝ドラ 相関図 キャスト

オードリーを取り巻く家族

大京映画の人たち

朝ドラ オードリー 関連資料（脚本担当:大石静さん作品）

• オードリー―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)
• 光る君へ 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)
• セカンドバージン (幻冬舎文庫)