ブギウギ 鈴子は養女。治郎丸家から花田家の養子に。笠置シヅ子(亀井静子)は住友菊三郎と鳴戸(鳴門)いとの間の娘から亀井家の養子になった

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朝ドラ「ブギウギ」は花田鈴子(福来スズ子)は治郎丸菊三郎と西野キヌの間にできた子どもとして、生後まもなく花田ツヤに養子として引き取られます。

実は鈴子のモデルとなった笠置シヅ子さんも、実は生後6ヶ月にして亀井うめさんに養女として引き取られます。

https://e-yota.com/idle_talk/bugiugi_jiroumaru_kikusaburou/
https://e-yota.com/idle_talk/bugiugi_nishino_kinu/

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鈴子のモデル笠置シヅ子さんは住友家から亀井家の養子に

笠置シヅ子さんの自叙伝「笠置シヅ子自伝 歌う自画像 私のブギウギ伝記 Kindle版」では自身の戸籍について以下のように説明されています。

私(笠置シヅ子さん)は青春むしばまれた若き母の膝で年がら年中、ビイビイと泣いていたそうです。すると、その町に出産のため帰ってきた亀井うめさんという人がいて、自分の子の授乳の合間に私にも添え乳してくれました。これが縁となってこの人が私の第二の母となり、それから間もなく私生児だった私は亀井ミツエとして晴れて戸籍が与えられたのです。

(中略)

ちょうど、ここまで書いてきた時、私は急に必要があって大阪の本籍地から戸籍謄本を取り寄せました。こんなものを見るのは初めてなのですが、それによると私は相生村の住友菊三郎の長女で亀井家の養女として入籍しています。

鈴子は治郎丸家から花田家の養子に

笠置シヅ子さんには生みの親と育ての親がいたというエピソードは、NHK朝ドラ「ブギウギ」の第4週「ワテ、香川に行くで」と第5週「ほんまの家族」でも登場します。

笠置シヅ子さん本人の話による家系図と、「連続テレビ小説 ブギウギ Part1 NHKドラマ・ガイド Kindle版」に基づいた家系図を比較すると、花田鈴子は花田梅吉・ツヤ夫妻の養女であるストーリーは、実話を忠実に再現したものと言って良いでしょう。

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実際の亀井家には笠置シヅ子さん以外に男の子ばかり7人もいたそうですが、結局最後まで長生きしたのは養女として引き取った笠置シヅ子さんだけだったそうです。

笠置シヅ子さんを引き取った亀井うめさんには「先見の明」があったと言わざるを得ません。

(参考文献)

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