先日から時間をかけて、「さくらのクラウド」の初期設定をやっておりました。「さくら クラウド」で検索をすれば、参考にできるサイトはいくつか出てきますが、最も参考になったのは、ドットインストールの「さくらのVPS入門(全21回)」です。
ただクライアントPCの環境が異なっていたり、「さくらのクラウド」はLAMP環境がデフォルトで装備されていたりで、やるべきことが違ったりします。
また、個人的にPHP5.3+MySQL5.1の組み合わせではなく、PHP5.4+MySQL5.5を使いたいとも思っていました。そうなればバージョンUPも必要になります。なので、作業は初期設定と、ソフトウェアのバージョンアップの2つに分かれます。
目次
さくらのクラウドの初期設定
クラウドへの接続
- ssh接続
- アプリケーションを最新
- 日本語設定
〔参考サイト〕
作業用ユーザーの設定
- 作業用ユーザー、パスワードの設定
- 作業用ユーザーにroot権限を付与
〔参考サイト〕
鍵認証の設定
- 作業用ユーザーssh接続でログインし、.sshフォルダの作成
- リモート操作用(TeraTerm)の公開鍵(id_rsa.pub)・秘密鍵(id_rsa)の作成及び配置
- 公開鍵のファイル名”id_rsa.pub”を”authorized_keys”に変更
- ファイル転送ツール(WinSCP)の公開鍵(id_rsa.pub)・秘密鍵(id_rsa.ppk)の作成及び配置
※Windows環境とMac環境では、公開鍵と秘密鍵の作成及び配置が異なります。TeraTermによる鍵の作成はこちら、WinSCP(Putty WinSCP)による鍵作成はこちらを参考にしてください。
〔参考サイト〕
SSHの設定
- /etc/ssh/sshd_config /ファイルをコピー
- ポート番号を22番から任意の番号(1024~65535)に変更
- パスワードログインの禁止
- rootログインの禁止
〔参考サイト〕
ファイアーウォールの設定
- /etc/sysconfig/iptablesで、SSH設定で許可した任意の番号を記入(私の場合、22を削除して任意の番号を新たに記入)
〔参考サイト〕
ソフトウェアのバージョンUP
リポジトリの追加
- PHP5.4、MySQL5.5を追加するため、epel、remiリポジトリを導入。
〔参考サイト〕
PHP5.3→5.4のバージョンUP
- PHP5.4のインストール
- 日本語化とタイムゾーンの設定
〔参考サイト〕
MySQL5.1→5.5のバージョンUP
- MySQLのインストール
- MySQLの日本語化
- rootパスワードの設定
※個人的にはrootパスワードを設定するときの、/usr/bin/mysql_secure_installationが、動画通りにできませんでした。そのときの解決法は、こちらに書いておきました。
〔参考サイト〕
〔記事全般の参考サイト〕