NHK朝ドラ再放送「ひらり(ヒロイン:石田ひかりさん)」のロケ地として登場する撮影場所は、東京都墨田区両国や秋田県秋田市などが考えられます。
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両国5丁目(東京墨田区)
藪沢ひらりの実家「やぶさわ質店」・祖父の深川金太郎・大相撲「梅若部屋」・安藤竜太や小林雅人が勤務している「両国診療所」など、ヒロインのご近所さんが住む地域。
実際の東京都墨田区両国は4丁目までしかありませんが、「ひらり」の中ではフィクションとして「両国5丁目」が登場します。
隅田川花火大会(東京)
おそらく隅田川はたびたびドラマの中に登場すると考えられますが、中でも注目すべき描写は毎月夏に行われる「隅田川花火大会」のシーンでしょう。小説版の「ひらり (上)」を読んでいると、「隅田川花火大会」に関する描写が登場します。
隅田川の花火大会の日が来た。その日も久男とエディと共に、コーチの特訓を受けていた。久男の方からそれを願い出たのである。(140ページより)
秋田竿燈まつり(秋田県秋田市)
梅若部屋の親方とおかみさんが、秋田にある加賀谷久男の実家にあいさつへやってきます。そのとき「秋田竿燈まつり」が行われている時期で、ひらりも梅若夫婦と一緒に秋田に行き、竿燈まつりの見物に行っています。
大通り一杯に竿灯が揺れている。提灯を吊るした竹竿の大きさは様々である。「ドッコイショー」のかけ声とともに、竹竿が担ぎ手の肩、腰、額へと移動する。見事な技に、ひらりは歓声をあげた。(ひらり (上)170ページより)