新型コロナウイルス感染症拡大防止策の一貫として、人と人との距離を保つ行動が見直されています。
公衆衛生の観点から人と人との距離を2mに保つことを、日本語で「ソーシャル・ディスタンス」(“social distancing”、”socially distance”)と呼ばれ始めていますが、その一方で「フィジカル・ディスタンス」(“physical distancing”、”physically distance”)という言葉も使われ始めているようです。
フィジカルディスタンス”physically distance”の使い方
🗣️ Masks are not a substitute for physical distancing.
When you are out for essential needs, we believe a face covering would be an additive, but it does NOT replace the need to stay at home and physically distance ourselves. #StayHomeSaveLives pic.twitter.com/9lEQh7nNZa
— California Governor (@CAgovernor) April 3, 2020
注目すべきはTwitterのOffice of the Governor of California(@CAgovernor)が2020年4月3日金曜日に投稿したツイートです。ツイートの本文は新型コロナウイルス感染症拡大防止策の一貫として物理的距離をとることとマスクをすることの関係性を指摘しています。
but it does NOT replace the need to stay at home and physically distance ourselves.
“physically distance”という英語の動詞表現はツイート本文だけでなく、ギャビン・ニューサム カリフォルニア州知事も演説で用いられています。
「ソーシャル・ディスタンス」について
- ソーシャル・ディタンス “Social Distance”の意味は「社会的距離」〜約2mぐらいの距離を離して人と接すること #SlowTheSpread #SocialDistance
- “Social Distance”(ソーシャル・ディスタンス) 英語による説明・使い方・意味について。在日アメリカ大使館のツイートの全文書き起こし #SlowTheSpread #SocialDistance
- “social distance” と”social distancing” 意味の違いと使い方〜「ソーシャル・ディスタンス」と「ソーシャル・ディスタンシング」について
- “social distancing”(ソーシャルディスタンシング)の動詞の意味で使うときに気をつけること “socially distance” と “physically distance”
なおエコテキブログでは、「フィジカル・ディスタンス」だけではなく、「ソーシャル・ディスタンス」という言葉にも注目しています。ご興味のある方は上記のページを参考にしてください。