ブログサイトをもう1つ立ち上げたいなぁと思い、以前読んだことのあるWordPressの本を引っ張り出してきて、再読しています。
その中で、個人的にもっとも参考にしてしまうのが、今回、ご紹介するWordPressデザインブック3.x対応です。
CSS未経験者のためのWordPress本
今、大型の書店に行けば、WordPress関連本は、PHPかHTMLのコーナーの横に行けば、文字通り山と積まれています。
初学者向け、プラグイン、SEO対策、高速化などいろいろ出版されている中で、本書はWordPressをはじめて扱うという方に向けて書かれています。その中でも特に、
- CSSで静的サイトのコーディングをしたことがない
という人にイチ押しです。
本書以外にも、初学者に向けてWordPressのテーマが作れるようになる本を、読みながら作業をしたことがあります。
ただ、HTMLやCSSでコーディング作業をしたことがない、私のような人間からすると、PHPのプログラミングやWordPress関数とかいう以前に、Webサイトの構造からして、「???」だったんですよね。
本書はコーディングの中でも、特にCSSの説明が丁寧です。WordPressの構成ファイルを作成するとともに、適用するスタイルについても、逐一解説されています。
CSSが分からなくても、このようにいちいちGoogle検索をしなくても、良いぐらいです。
[php]
div related {
border: solid 1px #aaaaaa;
margin-top: 20px;
}
[/php]
[php]
関連記事を太さ1ピクセルのグレーの罫線で囲みます。
罫線の上の余白を20ピクセルに指定
[/php]
WordPressがざっくりと分かる
本書の説明通りにテーマを仕上げても、て今どきのカッコイイWebサイトは出来上がりません。しかし、手を動かしながらWordPressの基本動作を理解したいと思う人には、最適です。3回ぐらい読み返せば、WordPressでどんなことができるか、その全体像は掴めるでしょう。
ちなみに出版年が2011年のせいか、スマホやタブレットに対応するためのレスポンシブルデザインについては、言及がありません。
姉妹書として2013年11月に出版された、WordPress ステップアップブック(STEP UP BOOK)には、スマホやタブレット対応の記述があるようです。