PayPalが2018年9月27日から銀行口座から決済できる新サービスの利用を開始しました。新サービスはすでに2018年6月25日にアナウンスされていたサービスが実現したものです。今回の記事では、銀行の口座振替サービスを使ってPayPal決済をする方法についてご紹介します。
PayPal・銀行への口座振替申請手続き
PayPalで銀行の口座振替機能を使って商品・サービスを購入するためには、あらかじめPayPalと銀行に対して口座振替の申請手続きを行う必要があります。
- PayPalで銀行の口座振替(銀行引き落とし)を利用する方法 ~ PayPal・銀行への口座振替申請手続き(ビジネスアカウント用)
- PayPalで銀行の口座振替(銀行引き落とし)を利用する方法 ~ PayPal・銀行への口座振替申請手続き(パーソナルアカウント用)
アカウントの種類によって、申請手続きの方法が異なります。それぞれについて上記の記事にまとめていますので、参考にしてください。
銀行口座の振替機能によるPayPal決済
「夜間飛行」という有料のメールマガジンの購入を例にとって、銀行の口座振替機能を使ったPayPal決済の例をご紹介します。
購入したいメールマガジンを選択した上でPayPalボタンをクリックします。
PayPalのログイン画面に遷移します。PayPalに登録したメールアドレスとパスワードを入力して、[ログイン]ボタンをクリックします。
支払い方法に関する画面が表示されます。三菱UFJ銀行のラジオボタンにチェックを入れ、[同意して支払う]をクリックします。以上で銀行の口座振替機能を使ったPayPalの決済が完了しました。「夜間飛行」のメールマガジンが自分のメールアドレス宛に届きます。
なお、2018年9月28日時点でPayPalの決済で銀行口座の振替機能が使える銀行は、みずほ・三菱UFJ・三井住友・りそな・埼玉りそな・ゆうちょの6つの銀行です。
銀行口座の振替機能によるPayPal決済の確認
PayPalの管理画面から取引の詳細を確認します。「資金源の詳細」が三菱UFJ銀行になっていることが分かります。
クレジットカード決済をした時の「資金源の詳細」はクレジットカード会社の名前が入ります。
ちなみにPayPal決済をした直後(平日の午前中)に三菱UFJダイレクトの入出金明細を確認すると、PayPalを通じて口座振替がされた記録はありませんでした。インターネットバンキングで口座振替の記録がされるまでに少し時間がかかるかもしれません。
2018年10月11日(木) 追記
今回の記事で例として挙げたメルマガの購入日は、2018年9月28日(金)です。その後、10月4日(木)に銀行の口座引き落としがされていました。9月28日(金)から10月4日(木)まで、土日をはさむと3営業日あります。
PayPalを使った買い物で銀行の口座振替サービスを使うと、実際に銀行引き落としがされるまでに3営業日ほどかかるかもしれません。
2019年2月19日(火) 追記
PayPalの銀行引き落とし日はいつになるか再度確認しました。そうすると決済をした日の次の営業日からカウントして、4営業日目になることが分かりました。詳しくは上記の記事を参考にしてください。