The #Angels sparked a solid come back performance powered by Shohei Ohtani and @Andrelton while @KoleCalhoun logged his seventh assist of the year on a clutch throw at the plate to save the game!https://t.co/3BRGrd0ned pic.twitter.com/LcxAtcSwub
— Los Angeles Angels (@Angels) May 24, 2018
ロサンゼルスエンジェルスの大谷翔平選手が、5月23日(日本時間5月24日)のトロントブルージェイズ戦で5番・DHとして出場し、9回表に同点となる中前打(センター前ヒット)を放ち、チームの勝利に貢献しました(5-4でエンジェルスの勝ち)。
チームの勝利に貢献する2点同点打
The legend continues!
Shohei Ohtani ties it up with a broken bat two RBI rip to center!@Angels | @MLBonFOX pic.twitter.com/QCyS5HS6mN
— Bally Sports West (@BallySportWest) May 24, 2018
FoxSportsWestの公式TwitterアカウントにUPされた動画でブルージェイズの内野陣を見ると、若干の大谷シフトがしかれています。ですが、ブルージェイズのクリッパード投手が2球目に外角に投じたチェンジアップの球を、シフトの隙をつく技ありの一打を放っています。この間に走者2人が生還して、エンジェルスはスコアを4-4としました。
バットコントロールで魅せたShoTime
Shohei Ohtani reached waaaaaay out there to poke a game-tying, 9th-inning, 2-run single to CF off a Tyler Clippard changeup. He just continues to impress with the bat. pic.twitter.com/VVcJv3Fhtv
— Andrew Simon (@AndrewSimonMLB) May 24, 2018
大谷選手のバッティングは素人目から見るとバットが折れただけの軽いスイングに見えます。ですがMLB(メジャーリーグベースボール)の専門ライターはTwitter上で画像と合わせてこのようにツイートを投稿しています。
このツイートの中で注目すべき単語は”waaaaaay“です。おそらく”waaaaaay”はスラングで、字面からして日本語に訳すると「めっちゃ離れている」とか「めっちゃ遠い」という響きがします。つまりこのツイートを意訳すると、次のようになるでしょう。
「大谷選手は9回表の攻撃でクリッパード投手の外角チェンジアップをおっつけて2点同点打をセンター前に放った。 大谷選手はまたもやバットで魅せた!」
「おっつけ」とは野球用語で自分の体から遠い球を打ち返すことを指します。実際の動画、”waaaaaay”の単語、配球表を見ると、大谷選手はコースの球に逆らっていません。
それでいて、ホームランバッターだからこそできる鋭いスイングでセンター前に「落とした」という感じのバッティングをしています。力がない打者が同じことをすると、遊撃手正面のハーフライナーであっさりアウトになっていたと思います。
ブルージェイズ戦ではバットコントロールによるShoTimeでしたが、次の試合ではどんなShoTimeを魅せてくれるのか期待です。