さて。
本日ご紹介する勉強会は、0からのWebディレクション講座@関西:第一弾「設計編」です。前回の記事では その前半部分のメモ書きをのせましたが、今回の記事では、その後半に行われたワークショップのメモ書きです。
ワークショップ(後半)
後半では、参加者を6つのチームに分けて、ワークショップを行いました。与えられたお題に基づいて、Webによるサービスの設計です。お題は以下の通り。
- A.靴磨き職人「長谷川裕也」
- B.マイナースポーツ「BJリーグ」
- C.財政再建団体「夕張市」
- D.ご当地アイドル「川崎純情小町☆」
- E.東京都知事候補「家入一真」
- F.サッカーチーム「ガンバ大阪」
私はEチームの中で、『東京都知事候補「家入一真」』の設計に参加してみました。前半のセミナー内容にそって、設計した内容は次のような感じです。
プロジェクト名
- 家入一真で渋谷区区長にする
背景・課題・目的
- 背景→30%の投票率しかない
- 課題→若者が投票に行かない
- 目的→若者(特に20代)に投票そのものをさせて、全体の投票率を上げる
コンテンツの定義
- コンテンツ→自分の悩みを解決してくれる政策
- 横軸のポジション→大衆(全体)⇔ ニッチ(個人)
- 縦軸のポジション→情報共有 ⇔ 情報収集
- 既存サイトは「大衆的」で「情報発信」なので「家入一真」は「情報提供」で「ニッチ」型に
ユーザーの定義
- ユーザー→ 25~35才で年間所得400万円以下の女性(女性が集まるところには男性も集まるから)
- インプット(ユーザーは何を感じるのか)→自分の声が渋谷区にが届くかも、区長選挙は自分に関係あるかもと思わせる
- アウトプット(ユーザーはどんな行動を起こすのか)→お悩みアンケートを書いてもらい、facebookの「いいね!」やtwitterのリツィートで拡散してもらう
ゴールの定義
- ゴール(KGI)→家入一真渋谷区長の当選
- KPI→若者の投票率をあげて渋谷区全体の投票率を上げる(全体の前回40%→80%)
コンセプトの定義
- コンテンツ→自分の悩みを解決してくれる政策
- ユーザー→25才~35才の女性年収400万円以下
- ゴール→渋谷区長の当選
- コンセプト→わたしの選挙
高瀬さんからの一言
「投票をしない人は、自分の声を届けようともしないのに、良い政策があることに気付けるか?がポイント。まず興味を持っててもらうよう、具体的にコンセプトに落としましょう」。
「また選挙で当選しようと思えば、「ニッチ受け」ではなく、「大衆受け」することを目指した方が良いです」とコメントをいただきました。
個人的な感想
日頃は、「Webサービスを作りたい!」と息巻いていますが、今まで「設計」なんてやったことはありません…。最初の最初の一歩をどこで踏み出そうかと悩んでました。
そんなときに今回の講座を知り、セミナー&ワークショップに参加したことは、大きな一歩を踏むことができたと思います。
設計をするための一定のフォーマットが分かったので、これに基づいて自分の「Webサービス」を作っていきます!
【追記】
5月3日に当日のワークショップスライドが、UPされましたので追記しておきます。