ツイッターは文字数制限を現在の2倍の280字に引き上げた。日本語、韓国語、中国語を除く全ての言語が対象となる。 https://t.co/KMoN4Afbbe pic.twitter.com/CsOt5r6Gn4
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) December 1, 2017
2017年12月3日(日)現在、TwitterやTwitter Supportの公式アカウントではまだツイートされていませんが、ブルームバーグがTwitterでTwitterの文字制限が、現在の140文字から、2倍の280文字に引き上げられると投稿されています(日本語、韓国語、中国語を除く)。詳しい内容は日本語の字幕付きの動画でご確認ください。
「280文字」に関する評価はさんざん…
しかしキャスターや評論家らしき方たちのコメントを聞く限り、文字制限の引き上げに関する評価はさんざんです。Twitterファンとしては悔しいぐらいにボロカスに言われています。
そのボロカスに言われている具体的な内容については「確かに当たっている」と思うこともありますので、ぐうの音も出ません。ご興味のある方は動画を視聴してください。
SNS業界はFacebook一強時代
ところで現在のSNS業界は「Facebook一強時代」です。そもそもSNSはネットワーク効果が強く働くサービスです。ネットワーク効果とは「〇〇さんが使うから私も使う」という具合に、顧客が増えれば増えるほどネットワークの価値が高まり、顧客にとっての便益が増す現象を指します。
大昔の話で言えば、電話やFAXがネットワーク効果の好例として挙げられます。誰かが使い出してある一定数を超えたら、突然それまで以上に利便性が高まり、指数関数的に利用者が増えるということがミクロ経済学のテキストなどで紹介されています。
かつての電話やFAXのように、Facebookでも「特に親ししい人が使っているから私も使う」ということに価値が見出され、すっかり「一強」の地位を確立しています。先のブルームバーグの動画においてもそうですが、画像で紹介している、プラットフォームの教科書 超速成長ネットワーク効果の基本と応用のP.65でも同じことが言及されています。
ちなみに本書では、Twitterについてブルームバーグのように辛口にコメントされていません。ただし褒められてもいません。やはりファンとしては歯がゆい思いです…。