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WordCampと人間関係の構築

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wckyoto2017_bangasa

どうも。WordCamp実行委員3年生のechizenyaです。すでにWordCamp Kyoto 2017 についていくつか語らせていただきました。

今回はさらにWordCampと人間関係の構築について、語らせていただきたいと思います。

WordCampはリアルに会えるからいいんだよ

2日目(コントリビューターデイ)のミニセッションで、スピーカーをしてくださったJon Ang(ジョン・アン)さんがこんな感じのことをおっしゃっていました。

WordCampの良いところはオフラインでリアルに会えることです。WordSlackやFacebookで顔アイコンがあってコメントが付いていても、実際にその人の人柄などはよく分かりません。WordCampで実際に会ってみて始めてその人の良さが伝わってきます。

(すいません。メモを取っていた訳ではないので正確な引用ではありません。ざっくりこんな感じだったということでご容赦願います)

この言葉を聞いて「我が意を得たり」という感じになりました。

WordCampは一緒に作業できるからいいんだよ

と言う訳で、WordCamp Kyoto 2017に参加されたみなさん、おめでとうとうございます。Jonさんがおっしゃったように、お互いに直接面識を持ったことで、すでにWordCampの良さを味わえたかと思います。

ただ個人的な考え方としては、そのときJonさんがおっしゃったことから、もう一歩前に踏み出します。「どうせやるなら一緒に作業しようよ!」と言う考え方です。

同じく顔を合わせて参加すると言っても、「話を聞いて帰る」のと「運営側に回る」(スピーカーとして登壇する、実行委員として準備をする、当日スタッフとしてお手伝いする、スポンサーブースを出展する)のでは、かなり違うと思います

同じ釜のメシを食う戦友?

自分は2015年、2016年、2017年と連続して実行委員としてWordCampに参加させていただきました。ただし、実はその前に2014年にも一般参加をさせていただいております。そのときは典型的な「一人で来て一人で帰る」タイプでした。

ところがWordCamp Kansai 2015の開催をするにあたって、当時の実行委員長から声をかけていただき、実行委員を引き受けることになりました。そこからが自分にとって「バトル」の始まりでした。

実行委員といってもWordPressのことはよく知らないし、WordPressコミュニティでのお作法も身についていません。その割には広報チーム担当で、実行委員会の中からも外からも比較的目立つポジションにいたため、先輩方を振り回しかなり迷惑をかけ、その度にお叱りのコメントもいただきました。

さらにイベントの開催が迫ってくると様々な告知や問い合わせが飛び交い、コミュニケーションツールとして使っているSlackや、タスクツールで使っているBacklogでは種々雑多なコメントが飛び交います。さながら「言葉の砲弾が飛び交う戦場」のような状態です。

ただイベントが終わるとその「戦場」は静まり、実行委員だったメンバーは「同じ釜のメシを食う戦友」のように感じられるようになりました。

当時は今よりもずっと暇人だったせいか、WordCampにどっぷり浸かることができました。さすがにその時よりは忙しくなった今でも、その「戦友と食べた同じ釜のメシ」の味は忘れることができません。2016年と2017年に実行委員を続けられたのも、まんまとその味をしめてしまったからです。

実行委員を引き受けることのメリット

WordCampの実行委員としてイベントの準備をすることは、本当に大変なことだと思います。実行委員を引き受けることは、本業の仕事、家庭での子育て、プライベートな趣味などにあてるはずだった時間をイベント準備に必要な時間と引き換えることになります。加えてボランティア活動なので、金銭の報酬は全くありません。

ただ一つ言えることは、実行委員として費やした時間が多くなればなるほど、その分比例して、人間関係が大きくなります。

自分の場合はスポンサーチーム担当をさせていただいたので、スポンサー企業様のブース出展担当者と名刺交換をさせていただき、Facebookでのお友だちにもなっていただけました。できるかどうかは別として、もしセッションチーム担当をしていたら、スピーカーの方と深くお知り合いになれたかもしれません。

ちなみに自分は個人事業主をやっているので、「WordcCampにおける実行委員としての活動 = 営業・広告宣伝活動」と捉えています。自分が何かサービスをはじめたときに、みなさんに「ああ、このサービスはWordCampで知り合ったアイツがやっているのか」と思っていただくためにやっています。

でもWordCampの参加方法はいろいろです

ここまで読んでくださったみなさんは、どんな感想をお持ちになったでしょうか?ひょっとしたら「実行委員やってみよっかな〜」と思われていたのに、「そこまでようやらんわ、ムリムリ」と意気をくじいてしまったのかもしれません。

でもそれはそれで良いと思います。WordCampに参加するということは、何も「セッションを聞くだけ」か「実行委員を引き受けてどっぷり浸かる」の2択ではありません。「当日スタッフでお手伝いをする」、「セッションに登壇する(公募する)」、「コントリビューターデイに参加する」など他にも参加するルートは色々とあります。

次回、WordCampが開かれる機会があれば、自分はみなさんとどのようルートを辿って巡り合わせをするか分かりません。ひょっとしたら、みなさんが実行委員で、自分は一参加者として懇親会の会場に誘導してもらっているかもしれません。個人的にはこの記事を読んでくださった方と、どんな形でお会いできることを楽しみにしています。