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「さくらのクラウド」を遠隔操作をしたいときはpingによる疎通確認をしよう。サーバーのIPアドレスと電源操作の確認について

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さくらのクラウドを立ち上げて、手元のクライアントPCから遠隔操作をしたいと考えています。

そのためには、クラウドサーバーを立ち上げたあとに、まずクライアントPCとネットワークを介しての疎通をする必要があります。つまり、PCからpingを打って、クラウドサーバーから応答があるかどうかを確認します。

クラウドサーバーの作成とping打ち

クラウドサーバーを作成することは、とても簡単です。さくらのナレッジや、さくらインターネットのオンラインマニュアルを見れば、すぐに分かります。

またpingの打ち方についても、こちらのページを見れば大丈夫でしょう。

IPアドレスはどこ?サーバーは作成するだけ?

問題は、次の2点です。

  • IPアドレス(pingを打つ先)
  • サーバーの電源状態

さくらのクラウドサーバーなど仮想サーバーを扱いなれた人からすれば、何でもないことでしょう。

しかし、物理的な自宅サーバーしか扱ったことがない、人間(つまり自分)からすると、結構迷いました。そもそも「電源を入れる」という概念が、まったくなかった…(汗

IPアドレス

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サーバーを立ち上げたあと、赤色の線で囲った箇所が、サーバーのIPアドレスとなります。これがpingを打つ先です。

サーバーの電源操作

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[電源操作]の[起動]をクリックしてください。電源を入れていなかったり、逆にシャットダウンをしてしまうと、pingは通らなくなります。

これら2つの事項を押さえておくと、pingが通るようになり、クライアントPCとクラウドサーバー間のネットワークができました。

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ちなみにネットワークが出来上がっていますので、コンソール画面のリモート操作(TeraTermなど)や、ファイル転送(WinSCP)もできるようになります。

なぜping打ちができなかったか?

自宅で物理サーバーを立ち上げていた時は、自分でサーバーのIPアドレス(192.168.ではじまるやつ)を作っていました。

電源についても、直接自分の手で、電源ボタンを入れていました。要するに自分の頭と手で行っていたことが、ほとんどすべて、さくらインターネットさんがやってくれるようになったからだと思います。

物理サーバーと仮想サーバーでは、頭の使い方も分けないといけませんね~。